行く人来る人
友人のNさんは4月からサバティカル(研究休暇)を取得していて、先週末にリトアニアに出立したようだ。彼のブログの記事が更新されなくなった。以前から社会的画家ベン・シャーンの生涯を見極めたいともらしていたから、いよいよ本格的に始動したのだろう。行ったきりでなく1年経ったら現職に復帰するはずだから、会えなくなるわけではない。彼の研究がおおいに進展することを陰ながら祈る。
一方、職場には今年入社した新人が配属されてきた。そのなかに京大の教え子Hさんがいる。3年前、私の講座に参加することになり、番組制作への関心を深めた。そのことをきっかけに制作会社に針路を定め、見事入社試験を合格して、この春から私と同じ会社で働くことになった。先週まで入社研修で別のフロアーにいたが、いよいよ今週から現場に席を置くことになった。奇しくも、私の隣の制作開発部所属で、デスクは同じ島にある。
昨夜、仕事がはねたあと、Hさんを近所の居酒屋に連れ出し、同僚と私のふたりでHさんの入社祝いをささやかにやった。番組作りは苦しくて楽しいものだと激励すると、不確定なものへ挑むことこそわくわくするとHさんは大きな目を輝かせていた。
本日はME大学の三回目の講義がある。受講者は50名に絞り込まれた。いよいよ企画の立て方に入って行く。午前中に50本の企画書を読み込んでおくつもりだ。このなかから新しい才能が出て来ることを期待する。
来られた記念に下のランキングをクリックして行ってくれませんか
人気blogランキング