登り坂にさしかかり
多忙な毎日に浮き足だっていると思う。週に4日の出勤だったはずだが、5日以上出て、番組を作っている。
当初は年に18本制作ということは、一月に1本強の番組を出せばいいのだとあまく見ていた。ところが、企画を立てて実現するまでのロードが予想以上にかかる。現在、6月放送分の計画を立てているがなかなか新作が生まれない。さらに7月8月の計画も並行して立てておかねばならない。この並行業務が日常業務に重なることがかなりの重荷になっている。
とはいえ、本日も13時から赤坂でセバスチャン増田の第二回目の試写がある。前回は4日前に見て、いくつか改善ポイントを指示しておいたが、どれほど出来ているだろうか。其の前に11時から、夏の特番の打ち合わせもある。ベストセラー「知の逆転」の関連番組で、アメリカからのキャスターをむかえての作戦がまもなく始まろうとしている。その下打ち合わせが午前中にある。
セバスチャン増田さんは魅力的だ。「色」がもつ力を使って人生を切り開いてきた人物。若い頃耳が聞こえなくなる苦難もあったそうだが、そういう悲しみをいっさい見せない。そればかりかカワイイの「楽しさ」を使って未来を変えていこうと子供たちに呼びかける姿は、見る者の心をつかむ。
明日はMU大の「映像アーカイブ論」の講義が3限目に入っていて、其の準備は昨日から始めているがなかなか捗らない。アーカイブー記録文書もしくは公文書館というものを説明していくのか、または映像記録として残されたものの意味を読み解くのか、授業のスタンスがなかなか収まらないのだ。一応、後者を軸に授業の展開を考えているが、さて明日のテキストは何にしようかと迷っている。
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