日進月歩
パソコンを打ちなれることは長く抵抗した。しぶしぶパソコンを打つようになったのは少なくとも2001年以降だったと記憶する。
オフィスに一人一台ずつパソコンが配布され、庶務的な事象(タイムカードの処理とか車券の整理)はすべてパソコンに打ち込むべしという御達しが出てからだ。
嫌々、パソコンを打つことになった。
そのうち文章を作るのに便利かなと思いはじめ、どうせ打つなら新書でも書き上げようと、番組制作のテキストつくりをはじめた。記述するためにパソコンとフロッピーディスクの使い方を覚えるようになった。
2005年ごろまでパソコンと紙の伝票の混用が続いた。2006年あたりからオフィスの全面デジタル化が始まった。だが私は必死で逃げて、最低の情報インプットしかやらなかった。できなかった。
此のたび新しい仕事に手をつけることになったが、手続きはすべてデジタルとなっていて、まったくチンプンカンプンである。とにかく、この10年の間のオフィスの進化はすさまじい。
20年前の息子のマリオゲームに夢中になっていた時代が懐かしい。
そんな電子ゲームのようなものは、一時の流行ですぐパソコン文化なんて滅ぶぞと、息子を脅したものだが、わが先見の明のなさを今となって知る。
できれば、パソコン論理に関わることのない人生終末をむかえようとしていた私の計画は見事に失敗した。とにかく、目の前に覚えなくてはならないパソコン言語、文法がゴマンとある。
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