定年再出発 |
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祗園囃子が流れている
17日の山鉾巡行を控えた10日、京都の中心部四条通で、「鉾建て」が始まっていた。街角のスピーカーからは祗園囃子が流れている。7月の最初の週も終わろうとしている。梅雨の末期に入った京都は、祇園祭の時期を迎えてなんとなくうきうきしている。鱧(はも)が美味しい季節だ。今年の京都は昨年よりやや涼しい。といっても、他所より暑いことは変らないのだが。 京都に来て3日目。昨日、前期の授業を終えた。映像メディア論Aの最終日であった。 半年かけて製作してきた「番組」の発表会となる。今年の「発見!京大の××」の作品は3本。 1本目は「ボランティアサークル、総長に接見」。2本目「近くて遠い吉田神社」。3本目、「科学伝道師、名物教授カメレオン先生」。それぞれ8分から10分の尺のドキュメンタリーだ。1、はアフリカと日本の食卓を結びつけようとするサークルのメンバーが支持を訴えに総長と接見する話。2、はキャンパスのすぐそばにある吉田神社だが、京大生がほとんど知らないという理由を考える作品。3、は火山学の権威鎌田先生の度派手なファッションの秘密。というユニークなネタが並んだ。これを半年かけて企画、取材、編集と共同作業で造ってきて、最後に下級生たちに発表し、その作品を評価してもらうのだ。 そして、今年観客になって番組の判定をした学生たちが、来年度には制作する側になっていくシステムになっている。 1はいたって真面目な作品だが、接見に応じた総長の気さくな人柄がよく表れていた。学生たちのリクエストに懇切に応対する姿勢が新鮮だった。2は、京大生のなかにあるブラックな噂が流れていて、それを浮き彫りにするという謎解きになっている。なぜ、京大生が無関心かというと、この神社におまいりをすると、試験に落ちるというジンクスがあったのだ。これも、奇をてらった演出はせず、吉田神社の神主にきちんと取材してまっとうに造っているのだが、そこはかとなくユーモアが漂う不思議な作品だ。3はテレビや新聞でもよく登場する火山学の鎌田浩毅先生を取り上げたヒューマンドキュメント。その派手バテしい服装には本当に大学の先生かというパンクな先生。ボーナスのほとんどは服装に注ぎ込むそうだが、一方、そのイタリア製の洋服を研究室の学生たちに惜しげもなくどんどん挙げてしまうという“人徳”を、作品は描いていた。この3本をおよそ30名の観客に選んでもらった。一番、投票を得たのは3で次が1、そして2という順番となった。観客のなかに副学長も混じっていたが、感想を求めると、予想以上に映像がきちんと出来ていることに驚いたと、感心しきり。 そして夕方。百万遍交差点のレブン書房の前に集合して、今季授業の打ち上げコンパとなる。メンバーは全員そろった。学生専門の飲み屋で、一人2000円のコース、生ビール飲み放題というふれこみであったが、勘定のときには一人4000円の割り勘となる。やはり、学生たちはよく飲みよく食う。 それにしても学生という身分は気楽でいいと、つくづく羨ましく思う。社会のしがらみとは関係なくゆったりと貧しく(いや貧しいのは彼らでなく、親のほうだと思うが)学生生活を謳歌している。ここでも、話題は映像のこととなり、私も調子に乗って映画の話でずっとしゃべりっぱなしの4時間となる。 10時半過ぎ、松尾橋行きの最終バスで河原町まで帰り、木屋町下ガルの定宿に千鳥足で転げ込み、シャワーを浴びてバタンキュー。今朝の8時まで寝た。 そして、土曜日の本日。青空が見えている。午後から研究会があるので、その前に参考文献に目を通すことにした。「戦争の記憶」という研究会で、主任教授のS先生がその会の主宰者の一人である。発足して1年になる。前々回の研究発表で、私は映像を紹介した。本日は、大衆文化のなかに見る戦争の記憶ということで、M1(修士課程1年の院生)が「ゴジラの文化」について発表することになっている。ちょっと面白そうだ。 会は午後1時からだから、その前にひとつぐらいお寺でも見て行こうかな。それとも糾すの森でも散歩しようか。梅雨どきの鴨川あたりは水量も多く、清清しい。 来られた記念に下のランキングをクリックして行ってくれませんか
by yamato-y
| 2009-07-11 10:34
| 登羊亭日乗
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